入社直後の“壁”と、一生ものの成長
―どのような学生でしたか?
大学まで続けた野球部ではキャプテンを任されていて、チームを支えていました。誰かのために頑張れるのが嬉しかったですね。ただ、裏を返せば、周りの評価を気にする気持ちも強かったと思います。今思うと、誰かを喜ばせたいという気持ちが先行して、本当に自分がやりたいことはできていなかったかもしれません。
―入社してから自分が変わったと感じる点は?
周りの目を気にせず、自分の意見を言えるようになったことです。
入社直後は学生の頃の思考の癖がなかなか抜けず…。言われたことにそのまま従っていましたね。評価を気にして、先輩の言うことには意見せず、波風を立てないような立ち回りをしていました。
先輩から「自分の意見を言ったほうがいいよ」とアドバイスをいただいたんです。思い切って発言してみましたが、最初は自分の考えを上手く伝えられませんでした。でも、先輩たちは私の意見をしっかり聞いてくれて、具体的なフィードバックをくださいました。
そのおかげで、だんだん自分の考えを率直に言葉にできるようになりました。
考え方としても、「人の意見に従うだけじゃダメだ」「自分で考えて行動しないと、自分のためにならない」と思うようになっていったんです。
―今までで一番つらかった時期を教えてください。
やはり、学生のころの思考の癖が抜けていなかった入社直後です。大学時代と同じように、人の評価を気にしすぎていて、自分にプレッシャーをかけすぎてしまったと反省しています。
イーバリューでは、サンクス&クレディといって、2週間に1回、社内SNS上で、社員同士がイーバリューらしい行動を共有したり、日頃の感謝を伝えたりする制度があるのですが、もらった感謝の数を同期と比較して、落ち込んでいました。