つらい時こそ前へ。
行動で掴んだ成長のチャンス
―入社してから一番うれしかったことは?
一番印象に残っているのは、2年前に社長賞(※)を受賞できたことです。当時は社長から厳しい言葉をいただくことも多々あり、試行錯誤していた時期でした。でも、諦めずに挑戦し続けた結果、下半期から少しずつ成果が認められ、最後には社長賞という大きな評価をいただけたんです。特に嬉しかったのは、苦しい時期も含めて、会社が私の成長を見守り続けてくれていたことです。そして、表彰式で妻からサプライズで手紙をもらえたときは、思わず目頭が熱くなってしまいましたね。
※当時実施していた社内表彰式で受賞
―入社してから一番つらかったことはなんですか?
15年の中でさまざまな困難はありましたが、一番こたえたのは、社内外からの期待に応えられないと感じていた時期ですね。
実は、社長賞の受賞前が、まさにそんな時期でした。担当しているプロジェクトで思うように結果を出せず、自信を失うほど自己評価が下がりました。社長や、プロジェクトメンバーから様々な角度から指摘をいただくのですが、どう改善していけばいいのか手探りの状態で。家族との時間も思うように取れず、心苦しい日々でした。
―そういった状況をどのように乗り越えてこられましたか?
いかに活動量を増やして、次の一歩、二歩を踏み出せるかが大事だと思っています。前に進むために、頭も気持ちも切り替えてがむしゃらにやる。当時も、もらったフィードバックを3つの具体的な行動へ落とし込み、とにかく実行しました。すぐに結果は出ないので、まずは1年やってみて後から振り返ればいいくらいに思っていました。
ただ決めたことを実行するだけ。その泥臭さを周りが見ていてくれたので、信頼を回復することができたんだと思います。